11.19〜27の間スペインに行ってきました!

人生初の海外旅行は、日本と違う街並み、食事、国民性など様々なことに刺激を受けました。

プラド美術館やレイナソフィア、ウベダ、グラナダ、コルドバ、アランフェス、トレド、連れてってもらった所を上げるときりがありません。

プラド美術館やレイナソフィアで生の芸術作品を観れたのは感激でした。生で観ると迫力が全然違いますね。
ゴヤの反骨精神みたいなものや、ベラスケスの光や影の使い方には惹きこまれてしまいました。ピカソのゲルニカも全然違った。おぞましいものを感じますね、あの絵は。迫力がすごい。

特に感動したのが、ゴヤの黒い絵のサトゥルヌス。

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この時代では珍しく「黒い絵」は誰のためでもゴヤが自分自身のために書いたものです。背景は黒となっており、その黒はゴヤの後年の国家への不安や愛国心、妻の他界や聴力を失ったことなどなど、これらの様々なことを表現したものだと言われています。
言語化できない非常に悲痛なものを感じます。
芸術というのは何かを媒体に、様々なことを伝えるものだと実感しました。

細部への異常なまでのこだわりと絵全体として観たときの大胆さというのが、どの絵にも観れた気がします。
こんな感じにしみじみ勝手に思いながら美術館巡りの一日は終わりました。
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また、更新します!